禁煙外来

ニコチン依存症はクリニックで治療できます。

タバコは意思が弱いから止められないのではありません。
ニコチン依存症という、適切な治療が必要な病気なのです。

新しい禁煙治療のサポートにより、自己流で禁煙を行う場合に比べ約3倍の成功率が得られます。

禁煙外来の説明

12週間を1クールとして行うスタンダード・プログラムです。
健康保険などを利用した場合、初診料+再診料、お薬代などあわせて1クール20,000円(※)程度の費用負担になります。
(※禁煙のみを目的に、自己負担を3割負担として仮定。他の疾患の治療と同時に行った場合など費用負担が変わる場合があります。)

禁煙治療スケジュール

12週で5回の通院です。

(1)初回診察時

診察・禁煙治療について説明・一酸化炭素濃度検査(※)・内服の処方を行います。通常、初回診察の翌日から内服を開始していただきます。

(2)禁煙開始

内服開始後の1週間はタバコを続けても良いですが、そのころには徐々にタバコを吸いたいと思わなくなってきます。

(3)通院(2週後、4週後、8週後)

毎回一酸化炭素濃度検査・内服の処方を行います。

(4)最終通院

12週間でプログラム終了です! 再び喫煙しないように生活習慣の見直しなども行っていきましょう。


※一酸化炭素濃度検査とは?
一酸化炭素はタバコの煙に含まれる代表的な有害物質です。機械に向かって20秒ほど息を吐くだけでその有害物質濃度の測定ができます。禁煙により、息に含まれる一酸化炭素濃度が減少していきますので、毎回の測定結果を比較することで禁煙の効果を実感できます。

禁煙治療薬のメカニズム

これまで禁煙補助薬として販売されてきたニコチン補充剤(禁煙パッチやガムなど)は、禁煙時のイライラなどが生じるのを和らげて禁煙を助けてはくれますが、ニコチン依存症の治療にはなりません。

◆最近発売された保険処方薬のチャンピックス錠は、まったく別の作用で禁煙の治療が可能です!

チャンピックス錠は、脳内にあるニコチン受容体に、ニコチンの代わりにくっつきタバコの離脱症状を軽減(図1)します。また服薬中、タバコを吸ってニコチンを体内に入れた場合チャンピックス錠はニコチン受容体にくっついたままなので、ニコチンが受容体にくっつくのを防ぎタバコを吸ってもあまり満足感が得られなくなります(図2)。このようにしてチャンピックスはタバコを吸いたいという気持ちを抑え禁煙によるニコチンの離脱症状を軽減しタバコから得られる満足感を抑制します。

チャンピックス錠を服用した人は「強い禁煙の気持ちがなかったのだけど、自然と吸いたくなくなっている自分にびっくりした」と言うことがあります。
今、ニコチン依存症は治療できるようになりました。

さあ、一歩を踏み出しましょう!

飯田内科クリニック

飯田内科クリニック
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